代表コラム

2025年4月8日
学校の先生と塾の先生、どっちの言うことを信じたらいいの?
学校の先生と塾の先生の言うことが違っていて、 どっちの言うことを信じたらいいのか迷うことがありませんか? それぞれの言うことは納得できるのに、 アドバイスの内容が違っていて、 どうしたらいいのか悩んでしまう…。 そんなときはどう考えたらいいのでしょう。
答えは、両方を信じましょう。 学校の先生も、塾の先生も、 あなたのためにアドバイスをしてくれているのです。 あなたは学校先生のアドバイスと塾の先生のアドバイスを聞いて、 良いとこ取りをすればいいのです。 両者とも、あなたにとってプラスになるであろうという アドバイスをしてくれているはずです。 選択するのはあなたです。 それぞれのアドバイスにしっかりと耳を傾け、 自分にとってプラスになるであろうアドバイスを受け入れるのが、 あなたにとっての強力な応援となります。
しかしながら、 時として両者のアドバイスが相反することがあるかもしれません。 そのときは、どうしたらいいのか…。 例えば、〇〇高校を受験したいと言ったら、 片方の先生は受けてごらんと言い、 もう片方の先生はやめた方がいいと言うような場合です。
私の答えは、 学校の先生のアドバイスを受け入れるのがいいのではないかと思います。 学校の先生が若くて、まだ経験も浅いのに?と心配になることもあるかもしれません。 そのときは、経験豊富な学年主任の先生や進路担当の先生にも相談に乗ってもらいましょう。 そういう対応も含めて、学校の先生のアドバイスを受け入れるのが良いと思います。
ここで、みなさんに1つ問題を出します。 次の2人のお子様のうち、のびのびと過ごせるお子様はどちらでしょうか。
学校の先生に不信感があり、家庭でもその話題が尽きない。
学校先生に不信感があるが、子供の前ではそれを表さない。
答えは、後者です。 誤解を招かないようにお伝えしますが、 言いたいことを我慢して黙っていましょう、ということではありません。 学校の先生に伝えたいことがあれば、迷わず伝えればいいです。 ではなぜ、後者の方が、お子様の成長を促すのでしょうか。
保護者はお子様をよりよく成長させたいと思っています。 その思いを矢印に例えましょう。 学校の先生もお子様の成長を願っています。 その思いも矢印に表します。 その矢印が、お子様をはさんで相対しているとしたらどうでしょうか。 お子様は、そのはざ間に置かれて、 どちらの言うことを聞いたらいいんだ、と悩むばかりでしょう。
でもその矢印が、少なくともお子様の前では同じ方向を向いて、 お子様を後押ししていたらどうでしょうか。 お子様の迷いは減り、親も学校の先生も言うのだから、がんばってみようか と思えるかもしれません。 私は中学校での経験の中で、そのはざ間に入り込んだ生徒を何人も見てきました。 本人の苦しみと同様に、保護者も苦しんだだろうし、私も苦しんだこともありました。 両者の想いを話し合い、すり合わせ、お互いの想いを理解し、 矢印が同じ方向を向いていくことがお子様の成長にとって、 とても大切なことだと考えています。
これを、学校の先生と塾の先生に置き換えても、同じことが言えるでしょう。 両者が同じ方向に向きをそろえられたら、お子様の成長もグンと伸びるはずです。
私が中学校の教師だったときに、こんな会話を生徒としました。 「塾の先生が、成績の評価が低すぎるんじゃないか、もっと高くてもいいんじゃないかって言っています。」と……。 私はすかさず伝えました。 「あなたはお金を払って、塾の先生に教えてもらっているんでしょう?成績に注文をつける前に、もっと自分の学力をあげてくださいと言ったらどう?」 塾の先生が、学力を伸ばせられなかったことを棚に上げているのは、いささか疑問に感じました。 私のこの言葉をどうとらえるかは、読者の方の判断に任せますが、 私は、目の前にいる忙しい中学生が、 時間を惜しんで勉強をしているのだから、 その努力を結果に表してあげたいと思うのです。 学校の勉強もがんばって、塾での勉強もがんばって、 努力したことの達成感をお子様に持ってほしいと願っています。 学校の先生も、塾の先生も一緒になって応援してくれたから、私はがんばれた、 そんな思いを持ってほしいと思っています。 成績が上がらなかった理由を相手に押しつけるようなことを、お子様の前で言うべきではないのです。
学校の先生には教師としての専門性が必要ですが、塾の先生にもそれなりの力量が求められます。 話は戻りますが、時として学校の先生のアドバイスと 塾の先生のアドバイスが異なることもあるでしょう。 塾の先生も、自分の考えをきちんと伝えることは必要だと思いますが、 それによってお子様が悩んでしまっては良い効果は生まれません。 学校の先生は週5日、毎日7~8時間、お子様と接して多面的にお子様を把握しています。 塾の先生がお子様と接する時間は、それに比べると格段に少ないのです。 塾の先生としては、お子様が困らないように、 学校の先生の言うことをしっかりと受け止め、 良いとこ取りができるようにしてあげることが求められると思います。 それは学校の先生にはできません。塾の先生に必要なスキルなのです。
のびのび学習塾 eclat では、お子様の健やかな成長を願い、 公立中学校での長年の経験を生かし、お子様の心情を大切にした指導を行います。 一緒に、お子様の成長を期待しましょう!
2025年3月29日
2026年 静岡県高校入試の展望 その1 ~2025年入試の結果より~
2025年の高校入試もすべての日程を終えました。本年度の受験を終えた生徒の皆さん、それを支えた保護者の皆さん、 そして指導に当たられた学校の先生方、本当にお疲れさまでした。 このコラムでは、倍率をもとに今年の状況を振り返り、来年の入試を展望してみたいと思います。(中部地区、志太地区を中心に!)

【公立高校 倍率上位高校(中部地区)】
①清水東高校(理数科) 1.43倍
②科学技術高校(情報システム科) 1.40倍
③藤枝北高校(総合学科) 1.27倍
④焼津水産高校(栽培漁業科) 1.25倍
⑤駿河総合高校(総合学科) 1.24倍

【公立高校 倍率上位高校(志太地区)】
①藤枝北高校(総合学科) 1.27倍
②焼津水産高校(栽培漁業科) 1.25倍
③清流館高校(普通科)、藤枝西高校(普通科) 1.19倍
④藤枝東高校(普通科) 1.16倍
⑤焼津水産高校(食品化学科) 1.08倍

【私立高校 倍率上位高校(中部地区)】
①藤枝明誠高校(英数科) 4.21倍
②静岡学園高校(教養科学科) 3.88倍
③静岡北高校(理数科) 3.31倍
④常葉大橘高校(英数科) 2.88倍
⑤藤枝明誠高校(普通科) 2.74倍

【私立高校 倍率上位高校(志太地区)】
①藤枝明誠高校(英数科) 4.21倍
②藤枝明誠高校(普通科) 2.74倍
③島田樟誠高校(普通科) 2.42倍
④静清高校(工学探究科) 2.12倍
⑤焼津高校(総合学科) 1.43倍

倍率は募集定員との関係があるので、倍率が高いからといって、人気が高いとは言い切れません。 そんな中で、公立高校においてここ数年定員割れがなく1.1倍程度を維持し続けているのは  静岡高校(普通科)、静岡城北高校(普通科)、静岡東高校(普通科)、科学技術高校(ロボット工学科)、 科学技術高校(情報システム科)、科学技術高校(理工科)、静岡市立高校(普通科、令和7年度入試では1倍程度)、 焼津中央高校(普通科)、清流館高校(普通科)、藤枝東高校(普通科)、藤枝北高校(総合学科)です。
私立高校においてここ数年2倍程度を維持し続けているのは 静岡大成高校(普通科)、常葉大橘高校(普通科)、 常葉大橘高校(英数科)、静岡北高校(理数科)、静岡北高校(国際コミュニケーション科)、静岡学園高校(教養科学科)、 静清高校(工学探究科)、藤枝明誠高校(普通科)、藤枝明誠高校(英数科)、島田樟誠高校(普通科)、常葉大菊川高校(普通科)です。
安定した倍率で推移しているとことから、これらの学校は来年度以降も同じような倍率になることが予想されます。 (ただし、毎年のように高校はアップデートしていくので、学校改善の内容によって変化が起こることも考えられます。)
また、ここ数年間の顕著な変化がある学校を紹介します。まずは公立高校です。
①静岡西高校…募集人数を減らしたことにより、令和7年度は何年か振りに倍率が1倍を超えました。
②駿河総合高校…数年前に募集定員を減らして以降は、倍率が1倍を超えています。
③静岡農業高校…昨今の普通科人気により、受験者数は多くないと考えられていますが、年ごとによって受験者数は増減し、倍率は大きく変動しています。静岡県中部地区で専門的に農業を学べる唯一の高校です。
④科学技術高校…昨今の普通科人気により、受験者数は多くないと考えられてますが、年ごとによって受験者数は増減し、倍率は大きく変動しています。
④清流館高校(福祉科)…この2年間は受験者数がかなり減少しました。
⑤島田工業高校(全学科)…それまでは見られませんでしたが、ここ数年は倍率が1倍を下回っています。
次に私立高校です。
①清水国際高校(ITビジネス科)…ITビジネス科となってからは、培率が1倍を下ったことがありません。
②焼津高校(総合学科)…男女共学となって倍率が2倍程度の年が続きましたが、令和7年度は1.4倍程度と落ち着きました。
長くなってしまいました。考察は「2026年 静岡県高校入試の展望 その3」で行います。
2025年3月29日
2026年 静岡県高校入試の展望 その2 ~2025年入試の結果より~
前回に引き続き、今回も倍率をもとに来年度の入試を展望してみたいと思います。 今回は倍率の低かった学校を確認してみましょう。(中部地区、志太地区を中心に!)

【公立高校 低倍率高校(中部地区)】
①島田工業高校(建築・都市工学 Ⅱ類) 0.68倍
②川根高校(普通科) 0.7倍
③科学技術高校(電子物質工学科) 0.75倍
④清流館高校(福祉科) 科学技術高校(機械工学科) 0.78倍
⑤島田工業高校(機械・電気・情報電子 Ⅰ類) 0.83倍

【公立高校 低倍率高校(志太地区)】
①島田工業高校(建築・都市工学 Ⅱ類) 0.68倍
②川根高校(普通科) 0.7倍
③清流館高校(福祉科) 0.78倍
④島田工業高校(機械・電気・情報電子 Ⅰ類) 0.83倍
⑤焼津水産高校(海洋科学科) 0.83倍

【私立高校 低倍率高校(中部地区)】
①常葉大常葉高校(普通科) 0.51倍
②静岡女子高校(普通科) 0.56倍
③静岡女子高校(福祉科) 0.70倍
④静岡英和高校(普通科) 0.76倍
⑤静清高校(文理探究科) 0.85倍

【私立高校 低倍率高校(中部地区)】
①静清高校(文理探究科) 0.85倍
②藤枝順心高校(普通科) 1.3倍
③焼津高校(総合学科) 1.43倍
④静清高校(工学探求科) 2.12倍
⑤島田樟誠高校(普通科) 2.42倍

これらの結果からわかることは ①普通科人気が高い、 ②男女共学人気が高い(今回掲載した学校の中で、女子校は常葉大常葉高校、静岡女子高校、静岡英和高校、藤枝順心高校)、 ということです。
一般的に、「倍率が低いと合格しやすいのでは?」とお考えになるでしょうが、気を付けなければならないこともあります。 それは、たとえ倍率が低くでも受験者全員が合格にはならないということです。 各学校が求めている程度の学力を有していなければ、合格にはなりません。
最後になりますが、倍率が低い=人気がない、と考えるのはやめましょう。 なぜなら、人数が少ないことで高校の先生方のサポートは手厚くなります。 また、高校としても人数を増やすために学校活動に魅力を持たせようと変革・工夫を行ってくれます。 低倍率の学校・学科は大きく変化していく伸びしろを持っています。 ぜひ、学校説明会やオープンスクールなどに進んで参加し、自分に合った学校を見つけてほしいと思います。
2025年3月29日
2026年 静岡県高校入試の展望 その3 ~2025年入試の結果より~
その1、その2と、2025年の高校入試を振り返ってきました。では、来年度の傾向はどうなるのでしょうか。 政府は2025年4月から公立高校を実質的に無償化するとし、2026年4月からは私立高校を無償化すると決定しました。 私立高校が人気となり、公立高校を希望する生徒が減ってしまうのではないかというニュースも流れています。
さて、ここ静岡ではどうでしょうか。大きな自動玄関ドアがある静岡大成高校、ビルを思わせる吹き抜けのある城南静岡高校、 人工芝のグランドを持つ私立高校も珍しくはありません。施設の充実度は確かに私立高校に軍配が上がると思います。 細分化された学習コースも、私立高校の特徴であり大きな魅力となっています。
結論として、2026年の入試は大きな変化はないと考えます。特に志太地区においてはなおさらだと考えます。

理由 その①
授業料無償化により、学費の負担が減ることは間違いありませんが、無償化の対象となるのは「授業料」です。 それ以外に必要となる経費は学校に納めます。いわゆる諸経費といわれるものですが、これは公私立問わず年間20万円程度です。 しかし、入学金は公立が1万円程度であるのに対して、私立高校は10万円から18万円程度必要になります。(学校によって金額は異なります。)

理由 その②
静岡県は保守的な土地柄なので、大きな変化を望まないことが上げられます。 高校入試の募集人数は、公立高校:私立高校=2:1 という目安がありました。 以前は新聞でもこのことがしっかりと掲載されていました。それにより、静岡で生活する静岡出身の人達は多くが公立高校出身なのです。 公立高校=安心 のような概念があるのかもしれません。

理由 その③(志太地区限定)
静岡県中部地区の私立高校の多くは静岡市にあります。静岡市内に11校あるのに対して、志太地区では3市で5校です。 公立高校は3市で9校です。志太地区3市の私立高校の数は多くないのです。 また、市をまたいで通学するとなると、通学時間が長くかかり、家を出る時間や帰宅時間にも大きく影響してきます。 今ある私立高校に大きな魅力を感じれば、受験者は増加するでしょうが、ここ数年の倍率を比較してみて大きな変化がないことを踏まえると、 私立高校に多くの生徒が流れるとは考えにくいと言えるでしょう。

ここまで、授業料無償化に伴う変化を想像してきました。ほかの視点から見ると、生徒数の減少による募集人数の減少 (静岡県内の学校では、毎年のように募集人数を減らしている傾向がある)も気になるところです。 生徒数減少と相まって、物価高・人件費高騰の影響を受けての諸経費の上昇も心配です。 不安に感じることは、これ以外にもあるかもしれません。悩みがあれば、学校の先生方に早く相談しましょう。 早く相談をしてアドバイスを受けたあと、じっくりと考える時間を確保したいですね。 相談をためらっていると、決断するまでの時間が短くなってしまいます。
いろいろと展望してきましたが、お子様の進路決定に役立てていただけたら嬉しいです。お子様の将来が輝かんことをお祈りしています!
2025年3月16日
新聞を読もう!
新聞を定期購読しない家庭も年々増えているようです。みなさんのご家庭はいかがですか。 令和5年の日本新聞協会の発表によれば、1世帯当たりの発行部数は初めて5割を切ったそうです。 今の減少率で減っていけば、10数年後には新聞がなくなるという試算もあるくらいです。 新聞を救うために新聞を読もう! って、ちょっと話が大きすぎますよね。 自分の知識や見識をもっと広げるために新聞を読んでみてはいかがでしょうか?
あなたの情報源は何ですか? webサイト? SNS?テレビ? どんな媒体からも、情報を得ることができます。 しかし、webサイトやSNS等のインターネット上から情報を得ている場合は、注意が必要です。
スマホやタブレットに送られてくる情報の多くは、あなたの興味や関心がある内容が多くを占めていますよね。 これは、フィルターバブルと言って、検索サイト(GoogleやYahooなど)が検索履歴やクリック履歴を分析し、 興味関心がある情報を優先的に提供するという状況を指します。 バブルとは「泡」を指します。 一人ひとりが情報の「泡」に包まれてしまい、 自分の見たい情報しか見えなくなることを意味しています。 ですから、インターネット上から提供される情報は、興味関心が低いことは示されにくくなっているのです。 興味があることについての情報がたくさん示されるのは時として便利ではありますが、 逆に言えば、それは多種多様の情報を閉ざしていることにもなります。 (デバイスの設定で「パーソナライズド検索をOFFにする」ことで、 それを回避することはできますが・・・。) 現在の若者たちはテレビも見ないと言います。テレビからは、興味関心のない話題も提供されますよね。 見るか見ないかは視聴者の選択になりますが、様々な情報が提供される点では、 様々な情報を入手する良いツールと言えるかもしれません。
こんな時代だからこそ、新聞を読みましょう! 1日分の朝刊新聞には、単行本1冊分のデータがあるそうです。 それをすべて読む必要はありませんが、まずは眺めてみてはどうでしょうか。 新たな気づきが必ずあるはずです。 「へえ~、そんなことがあったんだ。」「えっ、そんな変化が起こっているんだ。」「そういう考え方もあるか!」 興味関心がないことでも知ってみると、自分の考え方に深みが増していくと思われます。 先ほど示したテレビのニュースからも同じような情報が提供されますが、情報量は新聞にはかないません。 テレビの特番はさておき、キャスターが数十秒程度で伝える内容の何倍もの情報が新聞にはあります。 言い方を変えると、インターネット上からの情報は偏っていると言えるでしょう。 事実、フィルターバブルの危険性を唱える有識者はたくさんいます。 若者にとって、この偏った情報はどんな影響をもたらすのでしょうか。 想像してみてください。
好奇心旺盛な10代こそ、いろいろな体験や経験をしたりいろいろな知識や学びを身につけたりすることで、 その後の人生が豊かになっていくのだと思います。 10代で偏った情報にとらわれてしまうのではなく、 10代だからこそ幅広い知識や見識を持たせたいですよね。 若者には無限の将来があるのですから。
子供だけにでも新聞を読ませたいのであれば、 新聞各社が発行している、こども新聞や中学生新聞・高校生新聞を購読するのも良いと思います。 (週1回発行で、1,500円以下で購読できると思います。あらためてお伝えしますが、新聞社の回し者ではありませんよ!) ぜひ、新聞を眺め、気になる記事を見つけ、それを読んでみましょう。新たな世界に気づくと思いますよ。
2025年3月8日
高校受験で桜は散りません!
多くの人にとって、高校受験は人生の中で初めての大きな試練となりますね。 合格発表の日にテレビなどでも、合格に喜びを発散させる映像が流れます。 桜があたかも満開のような様子を映し出しています。 もし高校受験で不合格となったら、やはり桜は散ってしまったのでしょうか。 答えは NO です。桜は散っていません。
いつからなのでしょう、合格が「桜咲く」で、不合格が「桜散る」と言われるようになったのは……。 長い中学校教員人生の中で、そのように言う先生達もたくさん見てきました。 経験を重ねるにしたがって、私はその考えには賛成することができず、そう言ってきませんでした。
もうずいぶん昔の話になります。隣のクラスにいたA君は、第一志望校に合格できる可能性が低いと考え、 受験前に第二志望校に志願変更をして、受験に望み見事合格をしました。 A君は、高校生活が始まってしばらくして中学校を訪問しました。 その時にA君が言ったのは「高校がつまらない。第一志望校を受けていればよかった。」という一言でした。 私はそれ以来その言葉を肝に銘じて、中学校教師として進路指導をしてきました。
進学の幸せとは何でしょうか。合格することでしょうか。そうではないのです。 高校中退者の数が年を追うごとに増え、その受け皿としての通信制高校の数が増えていることからも、 そうではないことがわかります。 進路指導とは受かる可能性が高い学校を受験させることではなく、希望する学校を受験させることだと考えています。 興味のわかない学校に入るよりも、行きたい学校を受験することの方が、 合否に関係なく本人のその後の人生にとっては大きなプラスになるのだと思います。 受験前の進路指導で合格の可能性をしっかりと伝え、可能性が低くてもチャレンジしたいとの覚悟を決められれば、 その意思を尊重して励ましてきました。
無理かもしれないけど頑張るんだ という本人の思い、 それを応援する保護者・先生の願いが本人を大きく成長させると思います。 不合格になっても、「先生、受験してよかった。」「応援してくれてありがとうございました。」 「第二志望の学校に行って頑張ります。」、そんな声をたくさん聞いてきました。
私の進路指導は、本人の願いを叶えることであり、本人の願いを置き換えることではないのです。 たとえ不合格になったとしても、そこからの高校生活にとってはそれは大きな原動力に変わるはずです。
合格も、不合格も、桜は咲いておらず、まだ蕾のままなのです。 桜が咲くか否かは、進学先での3年間で決まるのです。3年後に桜は咲くのです。
受験校を決定する時には、誰もが合格したいがために合格しやすいであろう学校を選びます。 その選択がまちがっているとは言いません。でも、高校受験を大きな試練ととらえ、 思い切ってその試練にチャレンジすることは、その後の人生にとっての大きな財産となると言えるのではないでしょうか。
やる気に満ちた桜のつぼみが大きく花咲かせるように、受験の結果にこだわらず、 しっかりと学習を進めていってくださいね。
2025年3月1日
お子様の健康に配慮しています!
裸眼視力1.0未満の子供の割合が、小学校・中学校・高校で過去最高になりました。(2024年度 学校保健統計より) その原因として上げられているのは、「タブレット端末やデジタル教科書などの理由を含め、 (対象物と目の距離が)近い距離で行う作業の影響」です。
学校にタブレット端末が導入されることが話題になったときに、子供の視力低下を不安視するニュースが流れました。 しかし、タブレット端末による学習の恩恵が大きく報道され、そんなニュースもいつの間にか消えていきました。
タブレット端末の導入により、学校での授業は大きく変わりました。 それまで体験できなかったことが、ICTの力を借りてできるようになったのです。 それぞれの習熟度により学習は個性化できるようになり、それぞれの考えを協同的に深化させていくことができるようになりました。 学習における効果は大きいものがあります。保護者の方の中には、授業参観でその効果を見た方もいらっしゃるでしょう。
ただ、最近の子供を取り巻く健康については心配なことも多いです。 視力以外にも、「体育の授業以外の運動時間は減少傾向が続いている。 運動意識はついては、小中男子はコロナ以前より高まっているが、小中女子は戻っていない。」 という結果が出ています。(2024 全国体力テストの結果より) また、首や背中に負担がかかり肩こりや腰痛を引き起こしたり、 猫背や巻き肩(両肩が本来の位置よりも内側に傾いている)になるのではないかという懸念も叫ばれています。
のびのび学習塾 eclat では、人生100年時代を生き抜いていくお子様のために、できる限りの配慮をしています。
①ナチュラルカラーを基本とした備品(机・イスなど)
②それぞれの身長に合わせて昇降ができるイス
③ゆったりと大きな画面を見られるモニター
④それぞれの目の高さに合わせられるモニターアーム
⑤長時間使用しても負担が少ない耳掛け式のイヤホン
⑥学習に集中できるインテリアカラーの導入(天井)
⑦リラックス効果、空気清浄効果、調湿効果がある観葉植物 など
どれほどの効果が得られるかは目に見えませんが、お子様の健康を心から願い、 今後も気づいたところから環境を改善していきます。
eclat では、学習時間帯にも配慮しています。夜遅くまで塾にいることを善いとは考えません。 最終終了時刻は8:50です。安全な時間帯に帰路についてほしいと思っています。 学習をもっと続けたいのであれば、AI教材を自宅で活用したり、通塾回数を増やしたりできます。 長い人生を元気に生きていくお子様の健やかな成長を、保護者の方と一緒に見守っていきたいと思っています。
2025年2月23日
受験勉強はいつから始めるの?
中学生にとって、高校入試は避けては通れない関門ですね。 さて、受験勉強はいつからすればいいでしょうか。
正解は間違いなく、中学1年生からです。
判で押したかのように、「中学3年生になったら受験勉強をしなくちゃ…。」という声を耳にします。 いつ誰が言い始めたのでしょうか。それは大きな間違いです。受験勉強は中学1年生から始めるのです。 受験勉強に拍車をかけるつもりは全くありません。でも、現実的には始まっているのです。
私が中学1年生を担当した時には、何度となく生徒に繰り返し伝えたことの中に、次の2つ言葉があります。 中学3年生のなかで、中学1年生が1番大事。もし、中学生時代で1年間塾に行くなら、中学1年生の時に行くのがよい。
中学1年生での学習は、2年生、3年生の基礎になるものです。 中学1年生での学習をおろそかにしていては 学習の積み上げができません。
中学入学を控えた小学6年生は、中学での学習に対して大きな不安を抱いている生徒が多いので、 小学校の先生は不安を取り除こうと「中学校の先生の言うとおりにやっていけば大丈夫だよ。」 とやさしい声掛けをしてくれます。 私が中学入学前の小学6年生に声をかけるなら「覚悟して中学校に来なさい。 小学校の勉強とは比べ物にならないくらい大変だからね。」 と声を掛けます。
不安をあおるつもりはないのですが、中学校での学習は進度も難易度も格段に上がるのです。 例えば、小学校の外国語活動では4時間から5時間程度かけて、1つの新しい文章を学んでいきます。 中学校の英語では、1時間ごとに、新しい文章を学んでいきます。(学習の進度のイメージとしてですが…。) 小学校の外国語活動では、真似て書くことが目標となっていましたが、 中学校の英語では、綴りも意味も発音もしっかり覚えることが目標です。 のんびりした気分で中学校に入学してきた生徒は、中学1年生の1学期でつまずきます。
中学1年生で良い学習習慣を身につけられれば、学習内容も定着し、 2年生、3年生になってもそのリズムで学習を進めることができるでしょう。 中学1年生が1番大事であるということがわかっていただければ幸いです。
中学生時代に1年塾に行くのであれば、中学1年生の時に行くのが良いということも、 ここまでの話で想像していただけるでしょうか。 中学1年生の時に基礎をしっかりと身につけたり、学習習慣をしっかりと身につけたりすることができれば、 2年生、3年生になっても自分の力で乗り越えていけるかもしれません。 2年生や3年生での学習内容がしっかりと定着しなくても、中学1年生での学習がしっかりと定着していれば わからない単元の学習を学びなおすことは簡単です。
中学3年生から受験勉強を始めるのだとしたらどうでしょう。 受験まで1年間しか残されていない中で、中学3年間分の学習を復習することになります。 これは、学習を得意としている生徒であれば難しいことではないかもしれませんが、 苦手としている生徒には、1年間での学力の向上は大変かもしれません。
中学1年生の学習が大事だということがわかっていただけたでしょうか。 これは中学1年生になったら、すぐにでも目の色を変えて 毎日何時間も勉強に取り掛かってほしいというメッセージではありません。 目の前の学習をいい加減にせず、1つ1つの学習や宿題にしっかりと取り組んでほしい というメッセージです。
中学に入学するとともに必ずしも塾に通う必要はありません。 まずは中学校の先生の言うことを聞き流さず、しっかりと学習に励んでください。 学習につまずいたなと感じたら、早めに塾で学びなおすことも1つの選択肢かもしれません。
とはいえ、中学校生活は大変なことだけではなく楽しいこともたくさんあります。 よく学びよく遊べ。充実した中学校生活を送っていってほしいと願っています。
2025年2月16日
不登校、万歳!
何らかの理由で小中学校に行っていないお子様は年々増えています。 最近では学校に行かない生徒を受け入れてくれる場所もたくさんあり、 本人の「学びたい、変わりたい」気持ちがあれば、学びを止めないことや人との関係を保つことは できる時代となりました。
でも、「外に出る」という一歩がなかなか踏み出せないお子様もたくさんいます。 「外に出る」にはどうしたらいいのでしょうか。まずは、お子様のありのままを受け止めてあげてください。
平日に「学校に行かない」という状況を、保護者の方が受けいれるのは難しいですよね。 何かのきっかけで学校に行けるようになってほしい、早く学校に復帰させたい、それは保護者の心からの願いでしょう。 場合によっては、保護者の方は自分自身を攻めてしまいますが、 そのことがお子様を苦しめてしまうケースもあります。ひどい場合は、自己否定におちいってしまいます。
ですから、保護者の方が「学校に行かない」を受け入れてあげて、おおらかな気持ちでお子様と接してみてください。 ありのままの自分を受け入れてもらった安心感で、お子様の表情や生活も落ち着くかもしれません。 保護者の方にとっても、考えようによっては、開き直ることで気持ちの余裕が生まれたり、 学校以外の場所に行くという選択肢が見えてきたりして、新たな発見に気付くかもしれません。
次に、規則的な生活習慣を整えましょう。「学校に行かない」のは、 好き勝手に時間を過ごすということとは違います。 生活リズムが乱れてくると、家族と過ごす時間も減ってきてしまいます。 現在では、外出しなくともネット上で誰かと関係を作ることができます。 その「誰か」に時として必要以上に頼ってしまうこともあるでしょう。 自分のすべてを認めてくれる、自分のすべてに共感してくれるような誰かにはまってしまい、 インターネットに依存してしまって悲惨な結末を迎えるということはめずらしいことではありません。
家族でのだんらんの時間をしっかりと確保しましょう。 家族みんなが同じような時間に起きて、同じように食事をして、 共通の話題について話をして、同じような時間に眠る。 当たり前の生活習慣はしっかりと継続していきましょう。 ゲーム依存やネット依存が心配な場合は、 親子で1日の生活リズムを共有することが必要かもしれませんね。 まずい表れがあった時には、そのことはしっかりと叱ってあげましょう。
最後に、ものごとを肯定的に捉えるようにしましょう。 例えば、ある人の性格を「頑固」ととらえるか、それとも「意志が強い」ととらえるか。 また、ある人の性格を「神経質」ととらえるか、それとも「思慮深い」ととらえるか。 これは心理学におけるリフレーミングという思考方法です。 人の行動は、人の思考によって決まります。 ものごとを肯定的に考えれば、人生も肯定的に生きていけます。
「学校に行かない」ことを「よくないこと」ととらえますか。 それとも「落ち着く時間ができた」、「自分を見つける時間ができた」、 「人に合わせず生きていける」、「自分のリズムで趣味や学習に取り組める」ととらえますか。 考え方の違いで、将来への考えや希望ももっとたくさん湧いてくるかもしれません。
否定的な思考では、「今」にばかり気を取られ「将来」を考えようとする意欲もわきません。 身の回りのささいな出来事や自然に対しても肯定的に考えていってみましょう。 お子様だけでなく、保護者の方の将来にも明るい光が照らしてくれると思います。
2025年2月9日
小学生は、いつから塾に通うのがいいの?
子供のあどけなさが残る小学生時代に元気に過ごすお子様の様子を見るのは、 親には最高の贈りものです。親としては、とにかく元気に、 毎日穏やかに前へ歩んでいってほしいと思っていることでしょう。
でも、学年が進むにつれて、勉強の定着も心配になってきます。 塾に通わせることを真剣に考える保護者の方も増えていきます。 令和6年度の全国学力学習状況調査では、静岡県の小学6年生は約2割程度の児童が 学習塾へ通ったり、家庭教師から学習を受けたりしているという結果が出ています。
では、いつから通わせるのがいいでしょうか。 ここでは起点となるであろう、小学3年生時代の学習の様子で、 通塾を考えてみましょう。
積み上げの学習である算数を例に、説明します。 小学3年生では、1・2年生での学習をベースにした かけ算や割り算の学習が始まります。分数の学習も始まります。 小学4年生では、小数の学習が始まり、図形の角度、面積の学習が始まります。
これらからわかるように、小学3年生からの学習は、 1・2年生での学習を基にした積み上げの学習が始まります。 小学3年生のテストの結果を見て、「なんか最近テストの点数が下がってきたなぁ。」 と感じた保護者の方もいるかもしれません。塾に通うことを考えるタイミングかもしれません。
もちろん、テストの結果が良好であれば、あわてて塾に通う必要はないと思います。 でも、本人がつまずきを感じているようであれば思い切って通ってみるのもいいかもしれません。 小学4年生を迎えるタイミングで通うのか、小学3年生時代に通うのか、 それは保護者の方の判断とお子様の意志です。
「うちの子はやる気がないから、わからない。」「うちの子は勉強をしないから、わからない。」 そういうお子様もいて、学習時間を増やしたらテストの結果も良くなった ということは、めずらしいことではありません。 しかし、授業の内容が理解できていない場合は、自分で学習を進めたくても先に進めません。
大事なことは、本人の気持ちをしっかりと聞いてあげることです。 授業で困っていることはないか、授業で不安なことはないか、 授業の中で理解できていないことが増えていないか・・・。 そんな心配があり、お子様がどうにかしたいと感じたら塾に通うのが良いでしょう。
積み上げの教科と言われる算数・数学や英語は、それまでの学習が定着していることを前提に 授業が進んでいきます。 つまずきを感じたら、学習をさかのぼって復習することでその後の学習もわかりやすくなるでしょう。
小学校時代は習い事に専念し、中学校時代は部活動に励む、という時代は変わりつつあります。 藤枝市の部活動も、それぞれの中学校にある部活動の中から選択していたものが、 藤枝市内全域に存在する部活動の中から選べる時代になりました。 これは部活動選択の自由度が増したことを表しています。 しかし見方を変えれば、遠方まで部活動をしに行くのではなく、 部活動に所属しないという選択も大いにありえる、という時代になったともいえます。
お子様が何を大切にして小学校時代、中学校時代を過ごしていくのか、 今一度、考えてみてはいかがでしょうか。
のびのび学習塾 eclat は、AI教材を用いて、 一人ひとりのつまずきに応じて、学習をさかのぼり、一人ひとり専用の学習カリキュラムを提供します。 ご興味があれば、一度体験をしてみませんか?
2025年1月25日
「また今度やろう」の、「今度」はいつやってきますか?
日本の中学生の1日は忙しいですよね。学校終わったと思えば、部活だの、習い事だの、塾だの…。 家に戻ってくれば、宿題に追われて…。勉強をやろうと思っても、「疲れちゃったから、 また今度、時間のある時にやろう。」そう思う人も少なからずいることと思います。
あなたにとって、「また今度」は訪れていますか? 忙しいから「また今度」、疲れたから「また今度」、他にやりたいことがあるから「また今度」、 その「今度」をしっかりと手に入れることができる人は多くないはずです。
今の自分の生活リズムを変えることができれば、その「今度」は訪れやすくなります。 部活をやめる とか、習い事をやめる とか、塾をやめる とか…。 やめないまでも、回数を減らすという手もありますね。 でも、そのような大きな生活リズムの変化を決断するのは誰しもためらってしまうものです。
生活リズムを変えることができなければ、どのようにして、その「今度」をつかみましょうか。 答えは簡単です。やろうと思った、その時にやるのです。 忙しいとか、疲れているとか、それを言い訳にして先延ばしにしてしまうことってありますよね。 でも、自分に問いかけてみてください。「その忙しさは、いつか解消されますか?」 「たまった疲れを乗り切る力が、身に付いているのではないですか?」
子供も大人も、面倒なことから避けたい気持ちは同じです。 「また今度やるから」、という言い訳を自分に言い聞かせて、 自分を納得させてしまっているのかもしれません。 「また今度」はなかなかやってこないのです。
では、いつやるか。やろうと思ったとき、やろうと感じたとき、 そのときに取り組むのです。 またやろうと感じたということは、それに取り組むことが大事だと感じているということ。 それは、きっと自分を成長させる気持ちの表れでもあります。 やろうという思いは、自分を成長させる絶好の機会なのです。 そのチャンスを逃す手はありません。 「また今度……」、そう感じたら「すぐに」取り掛かってみましょう。
「チャンスの神様は前髪しかない」ということわざが、 古代のギリシャでさえ言われていました。 チャンスが訪れたとしても、チャンスをつかむか、つかまないかは、 自分が決めるのです。
自分を成長させることができるのは、自分だけです。 自分を信じ、自分の可能性にチャレンジしてみましょう!
2025年1月18日
一寸先は……
「一寸先は闇」ということわざを聞いたことがある人も多いでしょう。 言葉の成り立ちには諸説あるようですが、戦乱の時代にはすでに使われていたようです。 将来のことは、ほんのわずか先のことであってもまったくわからないものだ、という意味です。 過去を振り返った時に、大人になって様々な経験を積み重ねてくると、その言葉の意味を実感することがあるかもしれませんね。
お子様にとっても「一寸先は闇」でしょうか。 移り変わりの激しい時代のなかで、お子様達には時代に対応した生き方が求められています。 お子様の将来は誰にもわかりません。お子様には、過去を振り返るよりも将来を見つめてほしいですよね。
「一寸先」は「光」です。ほんのわずか先のことであっても、きっと先には光がさしている、 そんな希望をもって前に進んでいってほしいと思っています。
この言葉は、金平敬之助さんの本との出会いから学びました。 金平さんはすでに他界されていますが、著書からは多くのことを学びました。 書かれた文章からは、人生を生きていく上での前向きな示唆が示されています。 何冊もの本を出版されましたが、文章も簡単明瞭で、大人も子供も学ぶものが多い本です。
「一寸先は光」という言葉に出会ったとき、将来に向かって突き進んでいくお子様たちには ぴったりの言葉だと思いました。 それ以後、卒業生のはなむけの言葉に、私は必ず「一寸先は光」としたためています。
「一寸先」が「闇」と考えるか、「光」と考えるかで、自分の生き方も変わっていきそうですよね。 子供に限らず大人にとっても「一寸先が光」ですよ。そう信じて進んでいきましょう!
2025年1月11日
お子様に負担の少ない塾があります!
思い切って塾に通わせようと思っても、お子様の負担になるのではないか という心配がありますよね。 家族の時間が制限されたり、帰宅時間が遅くなったり、宿題が増えたり・・・。
時間的なこと以外にも、授業の内容が会っているかとか、講師との相性が合っているかとか、 塾でしか勉強をしないとか・・・。
のびのび学習塾 eclat では、それらの不安を解消します。
・通いやすい曜日、時間を選べます。
・最終の終了時刻は20:50です。
・学習は個別最適化されたカリキュラムで行います。
・宿題は基本的に出しません。(自分のカリキュラムを進めていきます。)
・講師は公立中学校での長いキャリアがあり、生徒に寄り添うノウハウの実績を持っています。
・塾での勉強だけでは不十分です。家庭学習の進捗状況も指導します。
育ち盛りのお子様にとって、大切なことって何でしょう。 勉強もそうですが、それ以上に健やかな成長が一番大切と考えています。 塾から夜遅くに帰宅して、寝る間を惜しんで学校の宿題をして、睡眠時間を削って学校に登校する。 これでは、塾に通うことがお子様の健やかな成長を促しているとは思えません。
のびのび学習塾 eclat では、塾での学習がすべてだと考えていません。 塾での学習と学校、家庭での学習との相乗効果で学力が上がると考えます。 お子様はAI教材を用いて学習を進めることによって、 つまずきにしたがいながら、個別に最適な復習プログラムが生成されます。 それにしたがって、弱点を克服するための最短距離での学習を進めていきます。
やる気が出れば学習の場所はどこでもよいのです。 お子様が、「もっとわかりたい」「もっと知りたい」と思うことが、 学習の意欲につながりよりよい学習習慣を作っていきます。 のびのび学習塾 eclat では、この「わかった」という気持ちが持てるように お子様のやる気を育てていきます。
のびのび学習塾 eclat の中学生学習コースはいくつかありますが、 基本は2時間×週2日コースと考えています。 塾に来なくても学習はできます。塾では理解できない部分を説明し、やる気を育てます。 その高まった意欲を家庭学習で発揮するのです。長い時間、塾にいる必要はありません。
遅くならない時間に帰宅をして、家族との団らんの中で、穏やかに学習に取り組んでもらうのが願いです。 いろいろな事情があって、家だとなかなか学習をする気持ちになれないというお子様がいることも事実です。 のびのび学習塾 eclat の週3日コースや週5日コースは、そんなお子様に寄り添うために設定したコースです。 お子様が負担に感じる塾ではなく、お子様がやる気になる塾を目指しています。
興味がある方は、ホームページをご覧いただくか連絡をいただければ、指導について詳しくご説明します。 体験授業も大歓迎です!
2025年1月6日
大手の塾か、個人の塾か、どうしよう……
塾を選ぶのは、一大決心ですね。塾での結果、学習の効果はすぐには表れません。 入塾料も払い、月謝もかさんでいって、それでも効果がすぐに表れてくれればほっとしますが、 そんなにうまくいくことばかりではありません。 では、大手の塾と個人の塾では、どちらがよいのでしょう。それは、ずばりやる気にさせてくれる塾だと言えるでしょう。
大手の塾には、個人塾にはない長所がいくつもあります。 たとえば、多様なレベルに合わせたカリキュラムがあったり、 設備が整った施設があったり、進学校に関する情報量が多かったり…。 これらは、長年の指導実績と多方面にわたるネットワークによって、 構築されているので、信頼することができます。 また、大勢の集団での学習を選べば、そこには競争心なども生まれ、 学習意欲をかき立てられるでしょう。 しかし、それはお子様にやる気が出た場合の結果です。
やる気が出ないのはどうしてでしょう。大手の塾のほとんどは講師にアルバイトを採用しています。 中には教えることが未経験でも採用している塾もあります。 もちろん、教えるまでにはそれなりのトレーニングをするでしょうが、それでは画一的な指導になり、 一人ひとりに学習へのやる気が本当に芽生えるかは心配です。
講師の情熱はどうでしょうか。何とかして目の前の生徒の学力を向上させたい、という先生に巡り合えれば ラッキーです。でも、学力を向上させたいと思っている時間給のアルバイト講師が、 その大手の塾にどれくらいいるかは疑問です。
また、豊富なカリキュラムがあっても、効果的に活用できなければ、それは無用の長物と言えるでしょう。 「これをやっておきなさい。」と言うだけで、やったかの確認もしない塾もあるそうです。 これでは、なかなかやる気も起きません。
大手の塾にはメリットもデメリットもあるのです。それは個人経営の塾でも同じです。では個人経営の塾のメリットは何でしょうか。 個人経営の塾では、生徒との距離が近くなります。 生徒が抱えている不安や悩みに気付きやすいでしょうし、生徒も相談しやすいかもしれません。
保護者にとってもメリットがあります。大手の塾では、指導に対しての要求やお願いなども 伝えにくいですよね。自分の子供だけの塾ではないので…、という考え方がでてきてしまいますから。 ですが、個人経営の塾では、送迎で顔を合わせた時などに、塾での様子を聞いたり、 お願いをしたり、保護者の悩みを聞いてもらったりといろいろな相談に乗ってもらえます。
学習に関しても、個人経営の塾では、限られた人数のため、 生徒一人ひとりの個性やニーズに合った指導や声掛けができるでしょう。 それは時として、生徒のやる気やモチベーションを一気に向上させる一言になります。
また多くの個人経営の塾が、ホームページ等で講師の紹介をしているので、塾を選ぶ段階で、講師の様子がわかります。 多くの個人経営の塾は経営者が指導をしているので、実績などから指導力を想像することができるでしょう。
また、余談ではありますが、大手の塾の費用は高額ですね。 人件費や広告宣伝費、設備費がかかるで、それは致し方ありません。 また月謝以外にも、教材費や夏期講習費などもかかります。 でも、大勢の中でお子様が自分の力を伸ばせるのであれば、大手の塾を選ぶのはもちろん1つの選択肢でしょう。
あらためて、学力を上げるにはお子様がやる気になることが一番大事です。 生徒の自主性に任せる大手の塾か、生徒に寄り添う個人経営の塾か、それはお子様次第です。 個性と意志を大切にして、学力を伸ばせる塾を選んでくださいね。
のびのび学習塾 eclat では、30年以上公立中学校で教えてきたベテランが学力を伸ばすよう努力します。 入塾料はいただきません月謝も、学年による差額はなく同一料金です。夏期講習も塾生は無料です。 興味があれば、一度のびのび学習塾 eclat のホームページをご覧ください。
2025年1月4日
塾の先生との相性は大丈夫かしら?
学校の先生であれ、塾の先生であれ、家庭教師の先生であれ、 わかりにくい説明では納得がいかず学力は向上しませんね。 家庭教師を派遣する、大手の会社では、最近は家庭教師を選べることが一般的になっているようです。 これは、家庭教師と生徒の双方に利点がありますよね。
学校や塾はどうでしょう。一般的にはできかねますね。 塾の中には、講師を替えることができる塾もあるようですが、 塾に通うたびに元の講師と顔を合わせるのも気が引けます。 また、大手の塾では多くのアルバイトを採用しています。 教えることが未経験でも、塾の講師にはなれるようです。 採用されたのちに研修を受けて、授業を行うようです。
しかしどの仕事も同じでしょうが、経験によって培われた技量は、画一的な研修をはるかに勝ります。 お子様の個性は十人十色です。それぞれの個性に合わせた指導は、 「教える」という経験が豊富にあればこそ、可能になると考えます。
中学校現場を退職するまで、私は「教師は五者たれ」を常に意識して指導してきました。 (最近はあまり耳にしなくなりましたし、若い先生も知らない人が多いかもしれません。) 「五者」とは「学者」「医者」「役者」「易者」「芸者」の5つを指します。
簡単に説明すると
「学者」のように専門的な知識を身につける
「医者」のように生徒の様子を診る
「役者」のように生徒の興味関心を惹きつける
「易者」のように生徒の将来の道筋を示す
「芸者」のように生徒に授業を楽しませる
ということです。
この「五者」としての経験は自分の宝物です。失敗したことや誤解を招いたこともありますが、 それを反省し改善した経験が今でも役に立っています。 これは研修では身につけられない、私の宝物です。
のびのび学習塾 eclat でも、これまでの経験をフルに発揮しお子様のやる気を育みます。 ご興味がある方は、ご連絡をいただければのびのび学習塾 eclat についての詳しい説明をさせていただきます。 「五者」がお待ちしています!!
2024年12月26日
中学3年間で、塾に通うのはいつがベスト?
中学3年生になると、多くの生徒が高校受験を見据えて中学3年間の総復習を始めますね。 中学3年生になったら、塾に通った方がいいのでしょうか。
結論としては、どちらでも構わないと思います。中学3年生から塾に通った生徒と塾に通わない生徒に、 中学教師現役時代に大きな差は感じられませんでした。
塾に通おうと思ったということは、学習しようという意欲がでてきたということです。 その意欲があれば、家庭で学習しても、塾で学習しても、一生懸命に学習できるでしょう。 もし、苦手な単元を克服したい、家庭ではなかなか勉強をやる気にならない、 というのであれば塾に通うことも選択肢かもしません。
でも、もし中学生時代に1年間だけ塾に通うとするなら、いつがいいと思いますか? 結論は、中学3年生の1年間はおすすめしません。中学1年生が正解です。
中学3年生の1年間で学習する内容は、中学での学習3年間分です。 中学1年生なら、1年間分です。 私は中学1年生を担当したときには、もし1年塾に通うのであれば、中学1年生で通った方がいいと伝えてきました。 (通うことを勧めていたのではありませんが……。) それとともに訴えてきたことは、中学3年間の学習で1番大切なのは中学1年生であるということです。
中学3年生の1年間で3年間分を復習するというのは、学習量が多すぎますよね。 中学1年生の1年間なら、1年分を学習すればいい。そして、中学1年生での基礎的な内容が、 中学2年生、3年生の土台となるのです。 1年間という時間を塾に費やすのであれば、中学1年生で塾に通い、 中学校での学習の基礎基本を身につけ、自信を持って中学2年生、3年生に進級していけます。 中学1年生で塾に通わせるのはまだ早い、と思うかもしれません。 でも、学習につまずいてから塾に通い始めたものの、手遅れになってしまったという生徒を多く見てきました。
いつから通うのが一番いいのかは、人それぞれだと思います。 でも迷ったら、塾に通ってみることも1つの選択肢です。多くの塾で、体験授業を行っているでしょうから、 まずは体験をしてみてはいかがですか。手遅れになる前に。
2024年12月23日
「宿題なし」についての1つの意見
新型コロナウィルスが収束し始めた2022年頃から、学校での「宿題なし」という風潮が広まってきました。 さて、宿題はいらないのでしょうか?これは、個性や興味や能力にも寄るところがありますが、 個人的にはあった方がいいのではないかと考えます。
いろいろな考え方があると思いますが、基本的に学習意欲が高い小中学生の場合は、 自ら進んで学習を進めるでしょうから、必要がないのかもしれません。 でも、自分で選んだ学習、興味のある学習だけをやればいいのでしょうか。
義務教育の段階では、苦手な分野の学習や不得意な教科の学習も必要と考えます。 また多くの小中学生が、自分で学習内容や学習計画を上手に作れるかどうかは疑問です。 そのような現状の中で、宿題をなしにしてしまうのは心配に感じています。
日本では戦後の「詰め込み教育」の反省から、平成年代半ばから「ゆとり教育」が行われました。 教育内容を削減して、知識量を求めるのではなく、「生きる力」を求めてきました。 しかしながらその結果、世界的に行われている学習到達度調査によって、日本の学力低下が指摘され、 「ゆとり教育」は終わりを迎えました。
「生きる力」はとても大切なものです。目覚ましく変化していく現代において、 時代を生き抜く自発的な力、時代に柔軟に適応していく力は必須です。 だからこそ、基本的な学力や学習意欲を、小中学生時代にしっかりと見につけることが大切だと考えます。 学習意欲にかかわらず、学習にコツコツと取り組むことで、小中学生の学力や学習習慣も身についていくのではないでしょうか。
「宿題なし」が招く教育の結果はすぐには表れません。しかし、小中学生の成長は待ってはくれません。 今の教育を批判するつもりはありません。予測不可能な将来に対して柔軟に対応し、自ら課題を解決していくという目標は 間違ってはいないと思います。 ただ、「宿題なし」に不安を感じていらっしゃる保護者の皆さまも多いのではないでしょうか。 「学習を着実に前に進めさせたい。基礎基本をしっかりと身につけさせたい。」 そう思ったら、ぜひ のびのび学習塾 eclat の無料体験にご参加ください。お待ちしています。
2024年12月22日
AI教材を使った塾は、対面授業塾を超えられるのか?
対面で行う授業では、生徒の表情や様子を理解し、相手に応じた指導が可能です。 その対面授業を、AI教材を使った少人数指導が勝ると言えるのでしょうか。 答えは、AI教材は勝ると言えます。
対面授業が少人数指導に勝るのは、お子様の表面的な様子の把握です。 困った表情、悩んでいる表情はAI教材には読み取れません。ここについてはマンパワーが優れています。 ではつまずいている原因、理解できていない原因はどうでしょうか。
対面授業では、お子様のつまずきを解き方の過程から判断することができます。 しかし、それは教える側にそれを判断・解析する能力がある場合に限ります。 塾の講師は、みんなそれができるのでしょうか。選んだ塾の中に、その能力を持っている講師は必ずいるのでしょうか。
AI教材は理解できていない原因や、つまずいている原因を的確に把握します。 AI教材は思考過程をリアルタイムで判断・解析し、一人ひとりの間違いに応じて最適な学習カリキュラムを作成します。
義務教育での学習は、さまざまな単元の学習が絡み合っています。 AI教材は、たくさんの単元の中から、間違いに応じて復習すべき単元を的確に分析し、 即座にお子様に示すことが可能です。 このスピード感、正確さは対面授業よりもAI教材が勝ります。
また、生徒一人ひとりに合わせた最適な学習を提供することのみならず、学習効果が向上することによる学習意欲の向上や、 AI教材を使った家庭学習での効率的な学習、学習時間や理解度などの数値的な把握などが可能です。
マンパワーでこれを判断・分析するのは多くの時間を必要としますが、 AI教材を用いることで素早く正確に行うことができます。 この効果によりのびのび学習塾 eclat では、講師による一人ひとりに対しての適切な指導や より個別性の高い指導ができることとなりました。
AI教材による的確な指導と講師による適切な指導で、お子様の学びをWでサポートしていきます。 ご興味のある方は、のびのび学習塾 eclat の体験授業にご参加ください。
2024年12月21日
不登校だっていいよね!
文部科学省の発表によれば、2022年度の小中学校における不登校児童生徒数が 約30万人弱であることが発表されました。毎年右肩上がりで増加をしています。
静岡県内では約9,300人が学校に通っていません。藤枝市ではこの4年間で顕著に増加しており、 4年間で約2倍に増加し約300人います。義務教育9年で割ると1学年に約35人いることになります。
お子様が学校に通えていないと、保護者の方はお子様だけが取り残されていると 感じてしまうかもしれませんが、そんなことはないのです。 たくさんのお子様が学校に「行けない」のではなく、「行かない」という選択をしています。
これは日本に限ったことではなく、世界の先進国でも学校に通わないとお子様は増えています。 「学校に行かない」という選択が市民権を得たと言えるかもしれませんし、 学校に行かないことが可能になったのかもしれません。
学校に通わない理由はいろいろと考えられます。人間関係のトラブル、集団生活への不適応、 無気力感、家庭の問題、学業不振、情緒的不安、発達障害・・・。 理由は千差万別です。場合によっては、お子様自身も理由がわからないというケースもあるでしょう。 でも、大丈夫です。もしお子様が学校に行かないという選択をしても、 お子様を信じて待ってあげましょう。
学校に行かなくて良いというつもりはありません。学校という集団生活の中でこそ、 身につけられる能力や資質があります。 そこで得られた経験は、人生の中でもおおいに役立ちます。 でも人生100年時代と言われています。仮に中学校で3年間学校に通わなかったとしましょう。 人生100年の中で、たったの3年間です。短いと思いませんか。
長い人生の中で、ちょっと休憩をしているのかもしれません。 みんなと同じペースで進んでいくのがお子様にとってベストではなく、 お子様に会ったペースで、人生を歩んでいくのがベストなのかもしれません。 ひと休みが終わったら、また歩み始めます。今は、その時に向けて エネルギーを蓄えているのかもしれませんね。
他のペースに合わせるのではなく、保護者のペースに合わせるのではなく、 お子様のペースで進んでいきましょう。「学校に行かない」という市民権があるのですから。
現在、「学校に行かない」お子様の居場所作りが静岡県内でも増えています。 興味のある方は、静岡県公式ホームページの「ふじのくにi(アイ)マップ」をご覧になってください。
のびのび学習塾 eclat では、「学校に行かない」お子様を学習面でサポートしたいと考え、 「学び直しコース」を設定しています。通学時間帯や個別学習など柔軟に対応していきます。 ご興味があれば、一度ご相談ください。
2024年12月21日
スマホを持たせるのはいつからがいいのか……
いつからスマホが必需品になったのでしょうか。のびのび学習塾 eclat が開塾する時点ではすでに小学生が持っていて当たり前の時代でした。 ということは、小学生から持つのが当たり前でしょうか?
iPhoneを発売したApple者の創業者、スティーブジョブス氏。彼は、自分の子供が14歳になるまでiPhoneを持たせなかった、 という有名な話を聞いたことがある人もいるでしょう。 結論から言えば、中学卒業まではスマートフォンはなくてもいいのではないかと思います。
小学生や中学生は多感な時期です。目で見て、肌で感じて、自分の感性を磨いていくときです。 いろいろな景色を自分の目で確かめ、いろいろな音を自分の耳で聞き、あたらしい発見をする喜びをかみしめるのです。
言うまでもなく、スマートフォンは便利です。それは大人を見れば明らかです。 持っていない人を見つけることは難しいでしょうし、スマートフォンを触っている大人はそこかしこにいます。 そして、その姿を子供たちは見慣れています。「あの画面の向こうには、どんなに楽しいことがあるんだろう。」 子供にとっても、そんな好奇心が知らず知らずのうちに芽生えるのです。 見慣れた子供たちは、スマートフォンを欲しがるし、手に入れた子供たちは、その楽しさにハマっていきます。
スティーブジョブス氏はその怖さを知っていたのです。だから、自分の子供にはその恐怖の淵に入り込まないよう、 14歳までは持たせないこと以外にも、いくつもの約束ごとを作っていました。
かといって保護者の方が、「我が家では15歳まで持たせない。」という理屈は通らないでしょう。 ではどうするか。いくつかのヒントを紹介します。

①子供の前で、スマートフォンをずっと使っていることがないようにする。
子供と一緒にいるときには、しっかりと子供と向き合いましょう。 「スマートフォンなんかよりあなたの方が魅力的。」 という姿勢を親が見せるのです。 親が使っている姿を見る時間が減れば、 子供が欲する欲求も上昇しないでしょう。

②もし欲しがったのであれば、パソコンにする。
スマートフォンは持ち運びができますが、 パソコン(できればデスクトップ型)はできません。 ですから、使用にあたっての管理・監督がしやすくなります。 寝床まで持って行ってしまえるスマートフォンとは 大きな差があります。

③どうしても購入する場合は、ルールを作ってから貸す。
使い始めてから作るルールは、 子供に窮屈さを感じさせるだけです。 まずルールを決めて、 スマートフォンを使わせるのが絶対です。 ルールについては、インターネット上にたくさんの情報がありますから、 調べてみてください。

言い忘れました。「貸す」という言葉ですが…。我が家で息子にスマートフォンを初めて手渡したときに 参考にしたのが、「グレゴリーへの手紙」という実在の手紙でした。その中に「貸す」という言葉が使われていました。 この手紙には、はっと気がつかされる内容がいくつも盛り込まれています。きっと、多くの方にとっても参考になると思います。 興味がある方は、インターネットで調べてみてくださいね。
2024年12月20日
テストの点が上がらないのはどうして……
勉強をやっているのにテストの点数が思うように上がっていかない。多くの中学生が持つ悩みですね。
理由はいくつか挙げられます。学習時間が少ないことや集中して取り組めないこと、勉強の仕方がよくないなど。 場合によっては、体調の不安、友達関係の悩み、勉強する場所での物的環境の問題、またはLDなどの学習障害があるかもしれません。 この中から、自分ではなかなか解決できない勉強の仕方について考えてみましょう。
勉強には大きく分けて2つの勉強があります。1つは「覚える」勉強。1つは「解く」勉強 です。 これらの2つの勉強は、どちらも欠かすことができませんが、順番をつけるとしたらどちらの勉強から始めるのがよいでしょう。 答えは「覚える」勉強ですね。覚えていなければ、問題を「解く」ことはできません。
例えば、フランス語の知識がない人はフランス語の問題を解けない、ということです。 当たり前のことなんですが、中学生の中には、この学習の順番を間違えているケースも見られます。 それは、テスト勉強でやることは問題を解くだけ、というケースです。 これでは、なぜ間違えたかもわからないまま本番を迎えることになってしまいます。結果もよくなりません。
もちろん、お子様の理解度によって学習のパターンやペースは変わってきます。 授業の時間内で学習を理解できてしまえば、テスト勉強では「解く」勉強でも十分かもしれません。 でも授業の時間内に十分に理解できなければ、テスト勉強でも「覚える」勉強から始めた方がいい結果が望めます。
勉強方法が間違っている、とお子様に伝えることはありませんか。 これって、お子様自身がきっと気付いていると思います。テストの点数が上がらないんですから。 お子様が知りたいのは「間違っている」という指摘ではなく、「よい方法」を提示してくれることです。 でも、どうでしょう。保護者の方には指摘はできても、良い方法を提示するのは難しいかもしれません。
のびのび学習塾 eclat では、AI教材を用いて、お子様の理解度、つまずきに応じた学習内容を提案します。 学習内容は理解度に応じて3コースを用意しています。基礎基本の充実を目指すコースから応用問題を中心とするコースまで、 お子様の理解度に応じて無理なく学習を進められます。
つまずきに対してはAIがつまずきの内容を分析し、そのつまずきに関連した単元の学習を一瞬で提示します。 講義を確認し、すぐに演習問題に取り組み、理解度をあげていきます。 関連した単元が複数あればそれらすべてを網羅して、学習カリキュラムを組み上げます。 一人ひとりのお子様にとって、最短距離かつ効果的な学習ができるのです。 「なんだ、そうだったのか。」「そう言われれば、そうだった。」お子様が納得のいく学習の道筋が示されます。
百聞は一見に如かず、興味のある方は、のびのび学習塾 eclat の無料体験を試してみてください。
2024年12月18日
質問しなさいとは言うけれど……
分からなければ質問をすればいいって言うけれど、正直質問はしづらいものです。 大勢の前で手を挙げて、自分のためだけに時間を割いてもらうって、ちょっとためらいを感じるものですよね。 また質問することで、周囲の生徒からあとで何か言われるかもしれないという不安を持つかもしれません。 「言うは易く行うは難し」なのです。
中学校の教壇に立っていたときには、「学校先生はただだぞ~。わからないことがあったら、どんどん質問しろ~。」 なんて言っていました。
それでも、質問はしにくかったようです。中学校の一斉授業では、みんなが同じ問題を解いています。 質問をするということは、みんなはわかっているのに自分だけがわかっていない、 という意思表示をさせられるようなものなのかもしれません。 それは学校に限らず、集団授業の塾においても同じです。
ところが、個別指導の塾ではその心配はありません。周囲を気にすることなく質問をできます。 でも、内気なお子様の場合はどうでしょう。やはり、質問はしづらいかもしれませんね。
のびのび学習塾 eclatでは、AI教材がつまずきを判断し、間違えた内容によって最適な学習を提供し、 講師にもそのつまずきを即座に報告します。 報告の例としては「1問を解くのに時間がかかりすぎている」「同じ間違いを繰り返している」などです。 この報告を受け、すぐに個別に指導を行うことができます。質問をしなくても、先生がお子様に声をかけることができるのです。
また、「解説動画を見る時間が短すぎる」「問題をとばして先に進んでいる」というような、 学習意欲が低下しているという報告もあります。この場合も、すぐに声かけをして、学習のつまずきに対応できます。 お子様が積極的なのか内気なのかという性格の違いは、のびのび学習塾 eclat での学習効果に影響しません。 すべてのお子様に「わかった」と「やる気」を提供していきます。
興味がある方は、「AI教材について」をご覧いただくか、連絡をいただければ、細かい指導についてご説明します。
2024年12月17日
長い休み中の宿題は、早く終わらせるべき?
長い休みに入ると、「早く休み中の宿題を終わらせなさい。」という声を耳にしませんか? 休みに入るまえに、「もう休み中の宿題をやっちゃった~。」と自慢げに話すのを聞いたこともあります。 さて、これは学力の定着に効果的なのでしょうか?
結論は、NOです。工作や書道、感想文などの、継続的に行う必要のないものについては 一気に終えてしまうことは良いと思います。しかし、学力の定着を考えたときに、 英語や数学の宿題を短期間で終えてしまうことが果たして良いと言えるでしょうか。
ふだんこんな思いを持っていませんか?「うちの子はなかなか学習しなくて・・・。」「勉強の習慣をつけたいんだけど・・・。」 ふだんはこつこつやりなさいと言っているけれど、夏休みなどの長い休み中は、一気にやってしまって良いのでしょうか。
私は中学校で教えていたときも、休みに入る前には必ず、「英語の宿題は、一気にやってはいけない。 入ってすぐに一気にやるのも、最後に一気にやるのも。」と伝えてきました。
たとえば、夏休みを例にして考えてみましょう。夏休みは短くなったとは言うもののざっと4週間ほどありますよね。英語の宿題を1週間で終えてしまったとしましょう。その後の3週間は、英語から切り離された生活をします。 2学期の授業が始まるときに、3週間ぶりに英語の勉強を始めるとしたら1学期に学習したことを覚えていられるでしょうか。 記憶力の良い場合は、それも可能かもしれませんが、多くの場合、それは難しいでしょう。 また、学習がしっかりと定着していない場合には、なおさらです。
長い休みであっても継続的に学習をし、前の学期に学習をした内容を覚えておくことで次の学期の学習に自信を持って臨めます。 これは夏休みに限ったことでなく、冬休み、春休みにも言えることです。
「早くやってしまいなさい。」ではなく、「計画的にやりなさい。」が正解です。 早く終わらせることにメリットがあるのは、小言を言わなくてすむ親だけかもしれません。 早く終えなさい、は間違いです。継続的な学習計画を立てるように声かけをしてあげてくださいね。
2024年12月16日
やっぱり公立高校がおすすめ?
中学生や保護者に進路希望を聞くと、「できれば公立高校に…。」という答えが返ってきます。 やっぱり公立高校に入学するのがいいのでしょうか。
後で詳しく述べますが、私立高校は授業料が高いということをよく言われますが、 保護者の皆さんが学生だった時代とは状況がまったく違っています。その情報もしっかりと加味して考えたいものです。
結論としては、公立高校か、私立高校かというように判断するのではなく、「そこでどのような力をつけることができるのか。」 「そこで何を学べるのか。」「そこには自分が学習したいカリキュラムがあるのか。」そんな観点で選択をしていくのがいいでしょう。
昨今、普通科志向が強いので、普通科を例にして考えてみましょう。
藤枝市にある県立藤枝西高校。ここは普通科のみが存在します。学校パンフレットからは、 地域との交流を進めていることや世界で通用する人材を育てていることがうかがえます。 県立藤枝東高校も普通科のみです。8つの力の育成のために5つの学びを実践していることがうかがえます。 両校とも、2年生進学時に文系コースと理系コースに分かれて、専門的な学習を進めていきます。
私立高校を見てみましょう。
藤枝明誠高校。普通科と英数科の2学科があります。英数科の中には、英数コースと国際教養コースがあります。 2学科3コースが設定されています。 島田樟誠高校。学科は普通科のみ。普通科の中に、特別進学コースと進学探求コースキャリア探求コースの3つがあります。 どちらの私立高校も、それぞれのコースにおけるカリキュラムに特徴があり、自分に合った学習を選択することができます。
どの高等学校もそれぞれの特色があり、これらの違いだけで高校を判断することはできません。 でも、自分ならではの強みをさらに身につけたいのであれば、 高校を選択する時点で、より専門的・発展的な学習を学べる環境を選択することもよいでしょう。
私立高校は、専門的・発展的な学習を行えるコースやカリキュラム設定をしています。 私立高校には私立高校の良さがあります。公立・私立という枠をはずして、 いろいろな高校のホームページなどを見て、じっくりと自分の進路を考えてほしいと思います。
最後になりますが、私立高校の授業料について付け加えておきます。 静岡県では、世帯年収に応じて私立高校における授業料減免を行っています。 年収がおおむね910万円以下であれば、授業料が減免されます。 詳しくは「静岡県私学ネット-入試情報-就学支援金ガイド」をごらんください。
2024年12月15日
藤枝市の中学校ってどうなの?
中学生として過ごす3年間。思春期でもあり、いろいろと心配なこともありますよね。 今回は、藤枝市の中学校を、同じ志太地区の焼津市・島田市と比較してみましょう。
2023~2024年の調査では人口は、
藤枝市 約141,000人、
焼津市 約136,000人、
島田市 約 96,000人。
中学生の生徒数は、
藤枝市 約3,700人、
焼津市 約3,400人、
島田市 約2,500人。
中学校の学校数(公立・私立を含む)は、
藤枝市 12校、
焼津市 9校、
島田市 6校。
各市の教育予算は
藤枝市 約46億円(総予算内 8%)
焼津市 約73億円(総予算内11%)
島田市 約59億円(総予算内13%)。
各市の教育理念は
藤枝市 「笑顔あふれる教育」子どもを中心に、大人も学び合い、支え合う 、
焼津市 優しく 強く 愛しい人 、
島田市 市民総がかりで育む 豊かな心と学び 。
各市、それほど大きな違いがないようですね。予算で言えば、焼津市が多くの金額を教育に支出し、 島田市が市政の中で教育に重点を置いているように感じられます。 しかし、施策の数で言うと藤枝市が3市の中ではトップです。
施策については、興味のない方が多いと思いますが、藤枝市は「教育日本一」をかかげています。 「教育日本一」 とは、「子ども自身が心に描く将来への夢や希望を大切にし、 子どもが強みや生きる糧となるものを自ら求めて身につけられる教育、 未来の藤枝市を担う頼もしい人づくり進める」 (藤枝市役所HPより)とあります。 また、「学びの環境」を、「人的にも物的にも子どもにとって魅力的な学びの環境を整えること、 これを学校も行政も地域も市民総がかりで考える」 (藤枝市役所HPより) とし、他市町村のモデルとなるような理想の教育環境を目指しています。 藤枝市教育委員会のホームページを見ると数多くの取り組みをしていることがわかります。
焼津市・島田市にも、藤枝市にはないような施策があり、それぞれに特徴があることがわかります。 しかし、施策の数では藤枝市にはかないません。ちょっと、藤枝びいきのような内容になってしまいましたが、 のびのび学習塾 eclat も、「教育日本一」のお手伝いができるように、お子様の学びをがっちりとサポートしていきます!
2024年12月10日
集中できないのはどうして?
「勉強を始めても、すぐに飽きちゃって・・・。」「あまり集中力が続かなくて・・・。」こんな悩みは誰にでも起こるものです。 「やる気の問題でしょう。」「気持ちがたるんでいるからだ。」なんて感じる人もいるかもしれません。
でもこれって、本人も困っているのかもしれません。原因を本人に全て押しつけることは、解決を先延ばしにしているだけかもしれません。 集中させたいのであれば、環境を整えましょう。気持ちは、二の次です。
勉強を始めなきゃと思ったときに、周囲の環境は勉強に適した状況になっていますか?机のまわりは整頓されていますか? 机のまわりにマンガやゲーム機、スマホなどの気が散りそうなものは、視界に入らない場所にありますか? ようやくやる気になっても刺激的なものが視覚に入ってくれば、勉強をしようという気持ちも揺らぐでしょう。
昔は、部屋の模様替えをするといい、とよく言いました。それは、今でももちろん効果があると思われます。 しかし、令和の時代には便利なグッズもたくさん出ています。集中させるために効果がありそうなものは、デスクパーティションやデスクディバイダーです。 これなら、机の上に置くだけで不必要なものが視界に入らなくなります。お値段も手頃なものも出ていますので、試してみる価値があると思います。
しかし、勉強に集中できない原因は物的環境だけではありません。人的環境はどうでしょうか。 勉強を始めようとしても、周囲からテレビやYouTubeの音声が聞こえてきたり、歓声が聞こえてきたり、通話の音声が聞こえてきたり・・・。 物的環境を整えてもこれでは効果も期待できませんね。
まだ下の子が小さいから、というケースもありますよね。これはなかなか手強い問題ですが、たとえば、上のお兄ちゃんお姉ちゃんが勉強を始めるタイミングで、 読み聞かせをしたり読書の時間にしたりするなど、静かになることをしてみるのもいいでしょうね。小さい頃から兄弟姉妹で何かをするタイミングを合わせていくと、 多感な時期になってもそろって勉強を始めるような習慣がつくかもしれません。
集中力や持続力を伸ばしたいのであれば、環境を整えましょう。物的環境もさることながら、人的環境も忘れてはいけません。
学校現場では、物理的なユニバーサルデザイン化のみならず学びのユニバーサルデザイン化の取り組みが行われています。 ご家庭でも参考になることがあると思いますので、興味のある方は一度検索(「学びのユニバーサルデザイン」)してみてください。
2024年12月8日
高校選びって、どうやってするの?
自分に合った高校選びができたら、高校生活も楽しいことでしょう。 では、高校選びはどうしたらいいのでしょうか。
答えは出口で選ぶことです、入口で選んではいけません。
多くの人がこの点数、その成績なら〇〇高校には入れると考え、受験しようとします。 これは、入口で高校を選ぶことになります。 出口で選ぶとは、そこで3年間過ごした後、自分がどれだけ成長できているかという考え方です。
例えば、学習が苦手なのに、進学校に合格したとしましょう。 高校での授業が始まったら、進度は早いし難しいし、おまけに周囲はみんな納得できているのに自分は・・・。 この生徒は高校での3年間で、自分をどれだけ成長させることができるのでしょう。
良い高校選びとは、そこで過ごす3年間でどれだけ成長ができるか、どれだけ自信を持って卒業していけるか、 それを実現してくれる高校を選択することだと思います。 そう考えれば、中学校卒業後の進路選択は高校だけではないことが理解していただけるかもしれません。 通信制高校でも、サポート校でも、どこを選んでもいいのです。
中学校卒業後、上級学校に進学したのち、ある人は大学や専門学校へ進学し、ある人は就職するでしょう。 そうであれば、中学校の次に通う学校では、自分の得意を延ばし、自分を成長させ、 社会に力強く羽ばたいていく力を身につけてくれるところがいいのではないでしょうか。
巷では進学校に進学することや、ネームバリューの高い学校に進学することが、人生では大切なのだという風潮があります。 それはまちがっています。そんな風潮を信じてしまったら、挫折にさいなまれる人が世の中にはたくさんあふれてしまいます。
その学校に通ったらどんな生活が送れるのか、どんな資格が取れるのか、自分はどれだけたくましくなれるのか、 3年後の自分を想像して適した学校を選んでください。
最後に申し添えますが、上級学校のパンフレットには、「これだけの生徒が大学に進学しています」 「これだけの資格が取れます」「こんな企業に就職できます」といった宣伝文句が並びます。 間違えないでくださいね、入学しただけではそれは実現しません。 入学したあとのあなたの努力によってそれは叶えられるのです。
何もしなければ、何も叶いません。日々の努力は、中学校でも、上級学校でも、大人になっても続くのです。 努力は大変かもしれませんが、努力している自分を、自分で励まし、自分で応援しましょう。 それができたら、人生は大変でも、楽しい人生になりますよ!!
2024年12月8日
進学校に入学したい・・・
のびのび学習塾 eclat では、進学校への入学を1番の目標とは考えていません。
高校は進学校へ行って、有名大学に進みたい。そして、将来は一流会社に勤めたい。 その夢を持って、学習に励むことはあなたの勉強へのモチベーションにもなり、 あなたの将来を明るくするかもしれません。
進学校に通うということは、学習のスピードが上がり、学習の内容も専門的になります。 それを目指すことは、とても素晴らしいことです。そんなあなたの思いが叶うように のびのび学習塾 eclat も万全のサポートをします。
でも、のびのび学習塾 eclat は進学校への入学を第一の目標とはしません。 進学先選びで大事なことは、あなたの力を伸ばしてくれる場所であるかということです。
勉強の苦手な人が進学校に進学したとします。入学できたとしても勉強にかなり苦労することでしょう。 もしかしたら、苦しくなって学校をやめてしまうかもしれません。そうだとしたら、 進学校に進学したことが、その生徒にとって本当に幸せなことなのでしょうか。
進学先が進学校かどうかは、大した問題ではありません。大切なのは、そこで過ごした3年間で、 あなたの学力が伸びたり、あなたの自信がついたり、あなたの生きる力が育つことです。 勉強が得意なら、深化した学習やより専門的な学習に取り組めばいいですし 勉強が苦手なら、あなたを成長をじっくりと見守ってくれる学校に行けばいいですよね。 あなたが選んだ場所で、あなたが輝けることが学校選びで大切なことです。
のびのび学習塾 eclat では、他の塾のように「合格者 〇〇高校 〇〇名」なんて、 貼りだしません。一人ひとりが自分に合った学校に行って、その場所で成長していくことが 幸せだと考えるからです。 のびのび学習塾 eclat では、あなたの力を信じ、あなたが輝けるステージに立てるように、 受験まで一緒に歩んでいきます。進学してからの不安が少しでもなくなるように、 中学校までの基礎基本を、しっかりと身につけていきましょう。
時間がかかるかもしれませんが、ゆっくりでいいのでしっかりと前へ歩んでいきましょう。 立ち止まったら、また一緒に考えましょう。
2024年12月6日
塾と部活動の両立ができない・・・
中学生は忙しいですね。
最近は部活動の活動時間も短くなりましたが、そのあとも習いごとをしていたりすると、 塾に通わせたくても、集団授業の塾では曜日が合わないなんてこともあるでしょう。 だとしたら、個別指導の塾がいいでしょう。
でも、先生とマンツーマンというのはちょっと気が重い・・・。
では、うきうき学習塾 eclat はいかがでしょうか。
のびのび学習塾 eclat は、座席があいていれば、月曜日から金曜日のなかで、 自由に通塾日を決めていただけます。また、1日の時間帯も2部構成としていますので、 早めの時間がよければ17:00から、遅めの時間がよければ19:00から、通う時間を選んでいただけます。
のびのび学習塾 eclat では、一人ひとりが、学力に応じた自分専用のカリキュラムを進めていきます。 AIがつまずいている原因を分析し、関連する単元の復習を即座に提供します。 また、その時々の学習状況もAIが分析しそのタイミングで先生に報告するので、 先生がベストタイミングでサポートします。
さらに他の少人数指導の塾とは違って、のびのび学習塾 eclat では、顔を上げれば同じようにがんばって勉強している仲間が見えます。 一人じゃないんだ、という連帯感や安心感も感じられるはずです。
一人ひとりのがんばりを、のびのび学習塾 eclat がサポートしていきます。一緒にがんばりましょう!
2024年12月5日
中学生はいつから塾に通えばいいの?
正解はありません。しかし、ポイントとなる機会は何回かあります。
1つめは、通いたくなったとき。学習したいという気持ちが高ぶったときは、自ずと勉強にも実が入るものです。
2つめは、勉強がわからないと感じたとき。先生や友達に質問するのって、ハードルが高いと感じることもあるでしょう。 友達なら質問しやすいでしょうが、質問したあと、 そんなことも知らないのかと思われたりという心配をしてしまうかもしれませんね。 かといって先生には近づきがたい・・・。 でも、できればつまずくことなく学習を進めたい・・・。
そう思うなら、3つめとして、中学入学時と、小学校6年生からがおすすめです。 中学校の学習は、とにかく早く進んでいきます。その早さに乗り遅れると、勉強につまずいてしまうかもしれません。 実は最初のこのスピードに乗れないケースが多く見られます。小学校の時は、ゆっくり時間をかけて学習して、 わからなければ、また説明をしてくれたりして・・・。 でも、中学校は学習する内容が多いので、一度学習したことは覚えたこととして、前へ前へと進んでいきます。 そのときに、「あっ、どんどん進んでいっちゃう。すぐ復習しなきゃ。」って思って、復習できればいいんですが、 多くの生徒は「また、やればいいか。」と思ってしまいます。 ですから、手遅れにならないためにも、中学校での学習習慣をスタートから身につけるためにも、 中学校入学時がおすすめです。
同じ理由で、小学校6年生もおすすめです。勉強が順調に進んでいればいいですが、 心配があれば、6年生から塾で復習をしっかりとして、中学校の学習に備えることは これからの学習の安心にも繋がるでしょう。
のびのび学習塾 eclat では、学習が順調に進んでいけば、6年生のあいだに中学校の勉強の先取りもできます。 その際の割り増しの料金はいただきません。もちろん、わかりにくいところはAI教材でしっかりとサポートします。 塾に通わせることをお考えなら、のびのび学習塾 eclat の体験授業を一度受けてみてはいかがでしょうか。
2024年12月5日
手っ取り早く、成績アップをさせたい・・・
勉強をしているのに、思うように成績が上がらない。 宿題もそこそこやっているし、提出物もそこそこ出しているし・・・。 何が悪いんだろう・・・。成績アップをさせる方法ってないかなぁ。
成績アップをさせる方法はあります。それは、学習内容をしっかりと身につけることです。 学習内容がわかれば成績が上がるなんて、あたりまえじゃんって思うでしょ。その通りです。 だから、成績アップをさせたければ、学習内容をしっかりと身につければいいのです。
あなたは学習内容をしっかり身につけるために、宿題をやっていますか? 練習ノートにただ書き写すだけとか、問題集も答えを書き写すだけとか・・・。 それは学習内容を定着させるための勉強ではなく、宿題をやり終えるための仕事です。 どうせやるのであれば、覚えるつもりで書く、解いてみて自分の不得意な部分・理解していない部分を洗い出し、 理解できていないところを復習する、そんなつもりでやれば、自ずと成績アップしていくでしょう。
手っ取り早くやろうと思うところが落とし穴です。学習の成果を上げるのには、それなりの時間が必要です。 「でも、もう手遅れかも・・・。」と思ったら、一度 のびのび学習塾 eclat の学習を体験してみてください。 あなたの苦手分野をAIが分析し、最短ルートで効率のいい学習を提案してくれます。 興味がある方はホームページをご覧になってください。
2024年11月15日
おさらいするのって、面倒なこと?
以前勉強したことを、もう1回やるって面倒だな、って思っちゃいますね。 進んできた道を、何となく引き返しているようで・・・。
あなたは1つ大きな勘違いをしています。 あなたは前に進んでいくのです。 復習をすることは前に進むことです。 あなたが学習に困っているとしましょう。 どうしたらいいんだろう、何をしたらいいんだろう。 そんな思いがあったとしたら、あなたは立ち止まっていると言えるでしょう。 苦手を放っておいて前に進んだ気になっていても、本当は進めずに立ち止まって、また同じ悩みを感じ続けるのかもしれません。
理解できていないことを復習し、今の学習に活用することで、あなたの学習は前に進んでいくのです。 一人で悩んでいないで、同じ悩みを抱えた仲間と一緒にがんばっていきましょう。
2024年11月20日
中学生におすすめの勉強法とは!
勉強のやり方にはたくさんの方法があります。 あちらこちらのサイトにたくさんのおすすめの方法がありますね。 でも、どれを見ても‧‧‧「そんなにたくさんやるの。」「いろいろとやることが多すぎる。」「面倒くさい。」そんな風に感じてしまいますよね。
勉強には近道がないんです。 だから、たくさんやったり、繰り返すことが必要です。 1人ひとりの個性が違うように、自分に合った勉強法って違うんですよね。 友達がいいって言っても、自分はやりにくかったり‧‧‧。 でも、1つだけ心にとめておいてほしいことがあります。 それは、授業で勝負するということです。
多くの人が勉強は面倒くさいと言います。 繰り返すことも面倒でしょう。 なら、授業の中で覚えてしまえばいい。 「家での勉強は面倒だから、授業で覚えてしまおう!」この意気込みです。 わからないことがでてきたら、近くの友達にそっと聞いてみるとか、自分なりに教科書で調べてみるとか、できることがあるはずです。 「あ〜、わからない。」ともやもやするのではなく、解決しようと自分で前に進んでいくのです。 中学校で授業をしていた時に、よく言ったのは「すき間の時間を使いなさい。」です。 すき間の時間とは、課題をやり終えてやることがなくなってしまったような時間のことを指します。 暇になっちゃったとボーっとしたり、友達とおしゃべりを始めたりしていませんか。 その時間を使って、今日学習したことをもう一度復習しましょう。 すき間の時間を使って頭に記憶させられたら、家での復習のみならず、テスト前の勉強も楽になりますよね。
したがって、私がおすすめする勉強法は授業で勝負する という心構えです。 明日からの授業で生かしてみてほしいです。友達や先生から、変わったなと言われたら、あなたのやる気は本物でしょう。
2024年11月5日
勉強に近道ってあるの?
答えは、NOです。
もし近道があったとしたら、あなたは近道を歩いたでしょう。 私も歩いたと思います。 近道があるのなら、見つけることができるのです。 近道がないから、誰も知らないのです。 きっとAIだって教えてくれません。 学力は、いろいろな学習が複雑に絡み合ってできあがるのです。 たとえば、数学の計算が得意でも文章題が解けないって聞いたことありませんか? 文章題を解くには、読解力や判断力などが必要になります。 これらは時間をかけて身についていくものです。 残念ながら近道はありません。 時間をかけて学習をしましょう。 でも、回り道をしているなら、それはもったいないですね。 あなたの学力を最短ルートで伸ばす方法があったとしたら・・・。 興味がある方はホームページをご覧になってください。